共働きで子育ても終わった年代であったり、仕事もそろそろ定年が来ようかという年代になり「休日」について考えてみると、“やっと来た自由な時間”と思われる方は大勢いらっしゃると思います。

子育てと自分の仕事で戦争のような毎日だった30代40代を過ぎ、子供も大学に入り自分で生活をするようになると、1人置いてきぼりにされたような気持ちになる専業主婦の方もいれば、やっと自由な時間ができたと喜ぶ方もいます。

1人で仕事をしながら生きて来た女性にとっての「休日」は、やはりホッとする時間であり有意義に使いたいと思っているでしょう。“お友達とのおしゃべりやお食事もいいけど、本の続きを読む方がいいわ”などと1人の時間を好む方も多いのではありませんか。

“お1人で淋しくありませんか?”と言われ、“淋しいかな~”と改めて考えてみると別に何も考えてなかったことに気づくはず。淋しいと思うくらいならば早めに気づいて結婚することを決めたでしょうが、結婚を選ばない生き方をしたことを後悔せず自分なりの生き方を通したことに、かえって誇りを持っているかもしれないですね。それよりもこれからをどう生きて生活していくかの方が心配ではないのでしょうか。

今の世の中、懸命に育てた子ども達に老後の面倒を見てもらおうなどと思っている方はいるのでしょうか。それよりはお金を貯めて自由気ままに、有料老人ホームにお世話になった方が気が楽です。

何か自分に合う趣味を持ち楽しみながら老後を気の合った人達と過ごす。元気で仕事ができれば仕事をやり、休日にはゆっくりガーデニングや野菜の手入れをして過ごす生き方って、なんだか「カッコいい」です。

ゆっくり過ぎていく時間を自由に楽しむのもまたこの年代からでしょう。

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